ブログを始めてから、かつてない程のインパクトのある題名です。
皆さん、きっと心配される事でしょう。
大丈夫、心配しないで下さい。
被害を受けたのはお風呂屋さんただ一人です。
そう、これはノンフィクション、お風呂屋さんの人生で一番の大惨事の記録です。
事の起こりは、昨日20日。
奇しくもブラックフライデー開催日。
お風呂屋さんは横手のジャスコで大量の洗剤を購入しました。
両手で持ち切れない洗剤の袋の中に、財布を入れました。
ここまでが序章です。
その後、ティッシュ配りのバイト(まだやってた)
無事に終わってガソリンを淹れて帰ろうとしました。
スタンドに着いたところ、財布が無い事に気が付きます。
そうだそうだ。
洗剤のレジ袋に入れたんだった。
思い出して、後部座席を探します。
乱雑に散らばった洗剤やらレジ袋。
後部座席の足元に散らばっている為、暗くてよく見えません。
スタンドのお姉さんに、「すみません、普段はとても綺麗な車内なのですが、今だけ凄く散らかってしまっており、財布を見つけるのが困難な為、また出直します。申し訳ないです。」
丁寧に謝罪し、スタンドを後にします。
どこにやったっけなぁ…と、考えながら近くのコンビニで改めて財布を探します。
確かに大量の洗剤と精製水を買った為、乱雑な車内になっておりますが、後部座席に置いていた洗剤のレジ袋達がみんな後部座席の足元に落ちています。
あー、探し辛い!!!
誰に文句を言うわけでもなく、ゴソゴソしますが、お目当ての財布は見つかりません。
…解せぬ…。
これは…どうした事だ?
冷静に最後に財布を使った場所を思い出します。
ジャスコです。
会計の時、ジャスコのレジに置き忘れたのかもしれません。
すぐに車を走らせ、ジャスコに向かいます。
店内に入ると、幸いにも会計をしてくれたお姉さんがまだレジにいます。
「すみません、先程こちらで買い物をしたんですけど、財布を忘れて行ってなかったでしょうか?」
お姉さんは驚いた様子でこう話してくれました。
「財布は届いておりませんし、お客様は忘れてもいませんでした。あの時、お客様は買い物した袋の中に財布を入れたのを私は見てます。」
求めていて、聞きたくなかった最悪の回答が来ました。
やはり買い物した袋の中に、財布は入れていたのです。
だとしても何故ない?
車内があまりにもとっ散らかっているので、物を下ろす為に一度帰宅しました。
自宅に帰ってから、車内から物を全部下ろしても財布はありません。
これはいよいよひょっとするとひょっとします。
ティッシュ配りの駐車場を探しながらふと思います。
ティッシュ配りの物が畳1条分位ある為に、後部座席の足元に置いています。
その為、買い物した商品は後部座席に乗せています。
なので、後部座席の足元に商品が乱雑に散らばっているのがあり得ないんです。
え、これ、盗難?
鍵、かけたっけ??
あやふや過ぎる記憶を頼りにするよりも、警察に行った方が早いです。
困った時のお巡りさんです。
ティッシュ配りの場所が横手市の為、横手警察署へ。
先日改装された為にやたら綺麗な建物になっている横手警察署。
荒れていた10代の頃に何度お世話になった事か(なってない)
「夜分にすみません…車の中に置いていた財布が無くなってしまって…。」
我ながら情けない内容です。
どこをどうしたら良いのか非常に判断に迷う言い方です。
警察の方も何事かと真剣に話を聞いてくれます。
最初警察の方はお風呂屋さんが財布を落としていると疑っていた様なのですが、状況を一つ一つ整理していくとやはり車上荒らしに遭ったと感じておられました。
指紋やら何やらを丁寧に調べてくれていたのですが、決定的だったのが、ルームミラーが不自然に曲がっていた事でした。
お風呂屋さんも指摘されて初めて気が付きました。
普通はルームミラー等見ながら運転するのですが、暗かった事もあり、田舎なので追走車も無かったので全く気に求めておりませんでした。
指紋に関しても、色々な理由からお風呂屋さんは自分の車をほとんど運転しません。
なのでお風呂屋さんの指紋以外が出るのもまずないんです。
でも、指紋も何個か出ているとの事。
まぁ、それだけで車上荒らしだとは決めつけられないのですが・・・・・・・。
車のキーレスが電池低下していたのは解っていたのですが、交換の仕方が解らず、放置してたんです。
結果、鍵をかけた行動はしたけれど、電波届かず、無施錠だったのかもと・・・・・・・・。
あー。
もー、何か色々確定的で嫌になってきましたよ。
この際、無くなってしまったものは仕方ないのですが、全財産を財布一つにまとめている為、免許証も紛失してしまっている訳ですよ。
更に更に、現状免許証が無い状態だと、車の運転も違反行為に当たるそうなのです。
故に、車とお風呂屋さんを警察署まで引き取りに来てもらわなければならなくなってしまいました。
よもやよもやだ。
早速事情を伝えるべく年老いた両親に電話すると、酒飲んだからダメー。との事。
あぁ、無常。
そうなると、お風呂屋さんの身元引受人兼保証人は泡子になる為、嫌々ながら電話しました。
怒られるだろうなぁ・・・・・・と、気が重かったのですが、案の定怒られました。
泡子の正論なので非常に悔しい。
穴があったら入りたい。
泡子が下山し、警察署まで来る間に、取り調べを終え、泡子を連れだって、ティッシュ配りの駐車場で更に現場検証開始へ。
警察の皆様と共に現場検証を行うも財布はありません。
20時30分の時点で全部見ているのでないだろうと思っていましたが、やっぱりありませんでした。
悲しい悲しい・・・・・・。
諦めも付いたところで、今度は次にやらなければならない事を考えます。
まずはクレジットカードの不正防止の為、連絡。
銀行等は3連休明けです。
会社に戻ってから、業務そっちのけでカード会社に連絡しまくりです。
どの会社も現時点で不正利用の形跡は無いと仰り、全てのカードが使用不能になりました。
が、カード再発行手数料で1100円かかると・・・・・・・・。
この際、たくさん所持しているだけのカードを整理しようかと思いましたが、会社の資金繰りが怪しくなった時の最終手段として................等と考えておるの為、結局持つ事にしました。
とりあえず合計7枚7700円の出費・・・・・・・・・・・。
泣きたい!!!!
そんな事をやっていたら深夜1時になっておりました。
ふふふ・・・・・・・。
今日から全財産を失った文無し生活ですぜ・・・・・・・。
とりあえず各方面へ御迷惑をお掛けしてしまった事、深くお詫び申し上げます。
明日からも腐らずに真面目に生きようと思っているお風呂屋さんでした。
皆さん、車の施錠はしっかりとかけましょうね~。