皆さんこんにちは、お風呂屋さんです。
本日は晴天の為、人生に迷う事無く一本道を行けるもんだと思っておりましたが、全然そんな事ありませんでした。
本日、お風呂屋さんはとある施設さんに伺う予定だったのですが、新しい施設さんの為、住所が教えられた場所になかったんですね。
秋田県御風呂市浴槽町掛け湯26-83
って言う住所だとします。
掛け湯まではあります。
番地がありません。
実は、昨日から探しているのですが、見つけられず夜も更けていた為、今日に持ち越しました。
しかし、無い。
今日日住所や看板は皆さん設置しておりませんので、浴槽町まで来れてもここが掛け湯なのか流し湯なのか判断がつきません。
今流行りの携帯電話で調べてみるも該当住所が無く代表地点までの誘導しかしてくれません。
代表地点から辺りを見渡して、それらしい建物を見つけようとしても周りが雪の壁だらけになっており、何も確認出来ません。
最悪です。
まぁ、紹介してくれた方や、その施設に電話して場所聴けば良いだけなんですけど、なんか失礼じゃありません?
え、わかんないの?知らないの?みたいな感じを無意識で与えてしまってはなんか今後のお付き合いに影響しそうじゃないですか。
そうは言っても、辿り着けないのでは、今後も何もありません。
お風呂屋さんは考えました。
道に迷った時、どうすれば良いのか。
近隣住民。
って思ったんですが、そもそも目立つ場所で無ければダメだろうし、最近の御近所付き合いなんて、あってないようなもんだろうし、いきなり道を尋ねても警戒されるだけだろうし・・・・・・・・。
この案は却下ですね。
と、なると・・・・・・。
・・・・・いごの・・・・子猫さん・・・・貴方のお家はどこですか・・・・・?
警察か!!
犬のお巡りさんが降臨し、警察署に行きました。
が、なんと、警察でもわからないとの事。
うっそだろ、って思ったんですが、新しい施設だと届出とかなんかそんな感じなのがまだ流れて来ていないだとかなんとか。
困ってしまってわんわんわわーんわんわんわわーん。
の、歌詞を地で行くとは思いませんでした。
警察がダメなら・・・・・・。
郵便局なら把握してるに違いない!!!
すぐに郵便局へ走りました。
窓口のお姉さんにお風呂屋さんはお話します。
「すみません、施設の場所を教えて頂きたいのですが・・・・・・。」
「すみません、個人情報の為、お教えする事は出来なくて・・・・・・。」
出た、出ましたよ、個人情報!
言わんとする事はわかるのですが、これ、個人なのか?
「あの、施設とか、企業の場所でもダメなんですか?」
恐る恐る聞いて見ます。
「すみません、個人宅だと思って!企業さんなら大丈夫です。配達の方に聞いてきますね」
ありがたやありがたや・・・・・・・。
しかし、個人情報はダメとか、ほんとよく分かるんですけど、道を尋ねる事も出来ない閉塞感に満ちた感じなんか嫌ですね・・・・・・。
等と思っておりましたら、配達の方が来てくれました。
「すみません・・・我々も解らなくて・・・・・」
「エェツ?!」
「建たった場所だんすべども、俺だ配達してねくて・・・・・・」
「どぅ・・・・・お・・・・あの・・・・・新しく割り振りされた番地だと思うんですけど、そう言うのって、郵便局さんには降りてこないんですか?」
率直な疑問を投げかけます。
「知らされるのは知らされるんだども、まだこっちさ届いてねんですよ、割り振りするのは市役所なので、そちらさ回って貰えれば・・・・・」
「!!ナルホド!良い事聞けました!お忙しいところ、すみません、ありがとうございました!!」
次の目的地に走ります。
しかし、なにやってるんだ感が強く感じられます。
でもこう言う番地の新規割り振りとか、市役所関連でやってるってのが解っただけ、人生の勉強になりました。
要は警察とか郵便局ではなく、市役所に最初に行けって事ですね。
市役所の窓口に行ったら、まさかのその施設を利用している方がいらっしゃいまして、めっちゃ不審者扱いされました(笑)
「何でここに来たんですか?」
「実はかくかくしかじかで最終的にこちらに辿り着きました。早い話が、迷子です。」
包み隠さずぶっちゃけました。
「なるほど!そうですね、あそこわかりづらいですよ」
理解されました。
その後、場所を聞き、無事に辿り着く事が出来たんですが、ほぼ丸一日動きっぱなしで流石にこれはどうなんだと自問自答し、反省しました。
反省してます。
中身の伴っている反省なので赦して下さい。
そんな感じでたくさんの方にお世話になった一日が終わりました。
皆さんも、何かに困ったら市役所に最初に行きましょう!
そう言えば、法律や制度は、弱者の味方ではなく、知っている人の味方だと言われた事をふと思い出したお風呂屋さんでした。