皆様、こんばんは、ワクチン副反応体験記3日目のお風呂屋さんです。
つい先程の話なんですけどね。
ここに書いて良い内容なのかどうか非常に迷ったんですけど、一部ぼかして書く事にしました。
20時50分、大曲のとあるガソリンスタンドにお風呂屋さんは向かっていたんですけど、到着直前に中央車線が白く光ってるんです。
地上から160cm位の高さで。
なんぞ?
と、思って減速して近付いていくと、黒い男の人がスマホのカメラでお風呂屋さんの車に対して滅茶苦茶シャッター切ってる姿だったんですね。
軽いホラーですよ。
え?
貴方誰状態なんですけど、暗がりの中、黒服で小太りの男性がスマホのライト全開で写真を撮りまくる。
字面で想像出来るでしょうか?
写真を撮られるよりも腹立たしいのが、暗がりの中、中央車線にいる時点で危険極まりない。
これ、跳ねて事故ったらお風呂屋さん牢屋行じゃないですか。
信号待ちして相手の出方を伺っていると、バックミラー越しからは男がトランクやらナンバープレートに対して滅茶苦茶にシャッター切ってるんですよね。
そのまま運転席の方に回ってこようとしたので、こちらも携帯の動画をスタンバイ、何やってるのかしっかり録画して返り討ちにしてやろうと思ったんですね。
んで、カメラ構えて、窓を開けてふと思ったんです。
お風呂屋さんは運転席で座った状態、窓を開けて、カメラを構えて話しかける、この姿勢、滅茶苦茶不利なわけですよね。
海外だったら窓を開けた瞬間、銃を撃ち込まれる状態なわけです。
不審者なのか酔っ払いなのか判断つきませんが、この状態じゃ何もできないと判断し、両手をフリーな状態にして車を降りました。
「すみません、なにしてるんですか?危ないし、ありえないんですけど。」
運転席まで来た男性に対して声を掛けます。
それでも男性はシャッターを切りまくります。
カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ。
無言で無表情で時折天を眺めます。
50代位のお風呂屋さんよりも確実に年上、小太りで髪の毛はバサバサ、防止と眼鏡を掛けていて帽子から溢れ出たバサ髪がとても不衛生そうです。
ゆっくりとお風呂屋さんに視線を戻すとまたカシャカシャカシャカシャカシャカシャ・・・・・・・・・。
5~6発エア拳を叩き込んで簿て繰り回して現実解らせようとしました。
が、その瞬間、泡子と風呂子から滅茶苦茶に怒られる映像が頭の中に流れました。
「立場考えてない」「この後どうするの」とか、「もう知らん」「牢屋で頭冷やして来い」もう普段言われている事が走馬灯の様に4K画質で脳内再生されます。
そうこうしていると、お風呂屋さんの車の後ろに別の車が停車しました。
その男、今度はその車に向かってシャッターを切り始めるのです。
シンと張り詰めた空気の中、男のシャッター音だけが不気味に鳴り続けます。
その様子を見て、お風呂屋さんは決意しました。
(こいつ、ダメだ。お巡りさん案件だこれ・・・・・凄く不本意だけど110番通報か・・・・・)
お風呂屋さんは仕事柄、119番通報は数えきれない程かけて来たんですけど、110番通報は生まれて初めてです。
意を決して電話を掛けます。
「はい、110番です(確かこう言った気が・・・・・)事件ですか?事故ですか。」
「・・・・・・どちらでもないんですけど、今、これこれこういう場所にいるんですが、謎の男にかくかくしかじかされておりまして、危険極まりないので連絡させて頂きました。」
「不審者ですね?すぐそちらに向かいますので決して近付かない様にして下さい。」
「しかし、この人、居なくなったらかなりめんどくさい事になりますし、あ、今ゆっくり動き出しました。逃がしません!」
「ダメです!行ってはいけません!何かあったら大変です!そちらは警察の方に任せて下さい!」
「警察の方に何かあっても申し訳ないです!まず追います!」
「ダメですって!まず、通報者さんのお名前教えて下さい!!」
警察の方の引き延ばし作戦にまんま
と乗る事にし、ゆっくりと移動している男を追いながら見失わない様に尾行します。
気分は刑事物のドラマの一幕だとお思いでしょうか?
とんでもありません。
不愉快な思いで腹の中煮えくり返ってるわけでございます。
一通り、警察の方に話を終えると男はとある施設の裏正門みたいな所にゆっくりと仁王立ちになります。
そのまま辺りを見回すと後ろ手で扉を開け、建物の中に消えて行きました。
「え!?あの人、ここに住んでいるんですか!?(ここには書けない程意外な施設)二階に電気が点きました!!行って来ま」
「ダメですってば!!!!」
警察の方も必死に止めようとするんですけど、絶対追い込んで泣かすと思ったお風呂屋さんは電話を切ろうとします。
その時、後ろから無灯状態のパトカーが到着しました。
ぬぅ・・・・これまた状況説明か・・・・・・・。
と、仕方なくその場にとどまる事にしました。
形式的に聞かれる状況報告や身分確認を行っていると、刑事課の方が到着しました。
最終的には6名位になったんでしょうか?
その中の一人に女性の方がいらっしゃいまして、黒髪ロングのとても美人な方でした。
性格滅茶苦茶キツかったですけど!!
同性として強い女性は尊敬しますけど、とにかくこの方から怒られましたね。
なんかあったらどうする、私達の仕事だと。
正論ではあるのですが、お風呂屋さんが警察の方を呼んだのって、別に身代わりになってほしいわけではなく、正当性を示す為の証人になってほしいだけなんです。
それこそ、同性とは言え、こちらの気の強い黒髪ロングの女性になんかあったらお風呂屋さんの方で一生後悔しますし。
とは言え、向こうの職業上、一般人を盾にする様な真似は絶対に認められないでしょうし、警察を呼んだ時点で主導権は警察にあるものと考えます。
そうすると確かにお風呂屋さんは邪魔なわけです。
他人の足を引っ張るのは好きじゃないので、渋々自分の車の方へ連行されるお風呂屋さん。
そこで担当した警察の方から驚くべき事を話されました。
「実はこうして不審者の通報を受けるのは初めてではなく、以前も同じ様な事があったんですよ。」
「えぇ・・・・・・それって、あの人なんですか?」
「はい・・・・・こう言ってはなんですけど、頭おかしい人で・・・・・・・・・。なので、大変不快な思いをされているのは重々承知ですが、何とかここは・・・・・我々の方で家族の方にしっかりと言っておきますから・・・・・・。」
「仰りたい事は解りました。が、頭おかしかったら何しても許されるんですか?そこはちょっと納得出来ないんです。いつも思っているんですが・・・・・・・・。」
「確かにそうなんですけど・・・・・・・・。」
別に警察の方を困らせたいわけではないのですが、世の中騒がす事件起こしても精神異常者だから罪に問われないケースってかなりあるじゃないですか。
あれ、ほんとなんなの、ってしか思えないんですよね。
現実問題として、自分の身に降りかかって来る話だとは夢にも思いませんでしたが。
二人して「う~ん」と唸っているところに先程の気の強い黒髪ロングの美人なお姉さん刑事の方が来られました。
「さっきはすみません、きつく言い過ぎてしまいました。」
開口一番謝罪です。
職務とは言え、言い辛い事も言わなければならないのに、しっかりと謝る事が出来るって、この人なんなんですかね?
お風呂屋さんよりも確実に若い(多分22~3歳位)天は何物を与えているのでしょうか?
「不快な思いをされておられるでしょうが、あの人はちょっと頭が・・・・・ああなってしまって話にもならず、私達の方で、家族に強く言って、入院させてもらう様にしっかりと話しますので、すみませんでした。」
措置入院って今の時代そんなに簡単な事じゃないんですけどね。
「お二人に謝ってもらいたい訳でもないですし、写真を撮られた事もそこまで怒っているわけでもないんです。ただ単に暗がりの中、中央車線で写真撮って事故ったらって思う方に憤りを感じているんです。さっきもそちらの警察官の方にも言いましたが、頭おかしかったら何しても許されると言うのはどうしても納得できないんです。・・・・・・・とは言ってもどうしようもない様ですね・・・・・・・・帰ります・・・・・・。夜分遅くにご足労をかけてすみませんでした。」
お二人に頭を下げて車に乗りました。
最初の目的であった、ガソリンを入れる事。
騒ぎが起こる前はガソリンスタンドの看板が明るく光っておりましたが、もう真っ暗になっておりました。
なんぞこれ・・・・・・・。
まとめるとこう言う感じですね。
ワクチン副反応3日目。
不審者に絡まれ警察沙汰になり、怒られる。
ワクチン副反応恐ろし過ぎる・・・・・・・。
とりあえず、帰って来ましたが、どっと疲れました。
明日は副反応ない事を祈ります。
皆様もワクチン副反応には十分ご注意下さい。
よくよく考えたら写真撮られ損だと気付いたお風呂屋さんでした。(携帯ぶんどって破壊しておく位するべきだった・・・・・・)